オリックス岩崎、移籍後初本塁打は、球団通算8000号本塁打&値千金の逆転弾
28日、ほっともっと神戸にてオリックス対日本ハム戦が行われ、8-4でオリックスが勝利した。
2015/07/29
日本ハムは追い上げかなわず
今日のオリックスは効果的に点を重ねた。
5回裏、1死から糸井が四球を選ぶと、4番・中島が死球。T-岡田の打席で糸井が3塁に盗塁を成功させ、ここでT-岡田はしっかりと犠牲フライ。5-3と点差を広げた。6回、日本ハムは、代わった比嘉からレアードが適時二塁打で5-4と再び1点差。比嘉は代打で出てきた大谷を敬遠、オリックスベンチはピッチャーを岸田に交代。その岸田が中島を打ち取りピンチを切り抜けた。
日本ハムは6回から鍵谷がマウンドへ。谷がこの日二つ目となる田中賢介のエラーで出塁すると、伊藤が送りヘルマンの適時打で再び点を取り返す。続く安達がうまくライトにヒットを放つと、糸井がこれまでのうっ憤を晴らすようなレフト線に2点適時2塁打。8-4と4点差に広げた。7回も岸田は危なげないピッチングで日本ハム打線を三者凡退に抑えた。
オリックスは、8回岸田に代わった塚原が捕まり、無死1、2塁の大ピンチ。ここで市川をレフトフライにおさえる。続く当たっているレアードはレフト前ヒットで、1アウト満塁。ここで日本ハムベンチは岡に代打、矢野を送る。復帰後4試合連続登板となった塚原は、力のある球で矢野をサードゴロの併殺打に打ち取り、チーム最多ホールドの意地を見せた。最終回は佐藤達也が登場。完璧な投球で3人で抑えた。オリックスはこれで2連勝だ。
▼先発したオリックス、金子千尋のコメント
「もっと長いイニングを投げたかったんですが、打線が点を取った直後に失点してしまうなど、してはいけないピッチングをしてしまいました。」
▼2回に移籍後初となる逆転ホームランを打ったオリックス、岩崎恭平のコメント
「ストレートに絞って、強い打球を打つことを考えていました。高めのストレートにうまく反応できましたし、今までにないくらい最高の感触でしたね。とにかく早い回に逆転することができてよかったです!」
▼6回にタイムリーを打ったオリックス、エステバン・ヘルマンのコメント
「打ったのはまっすぐ。なんとか追加点が欲しい場面だったしね。いいところでタイムリーを打つことができてよかったよ!」
▼6回に2点タイムリーを打ったオリックス、糸井 嘉男のコメント
「なんとかランナーをかえすことだけですね。とにかく追加点をとることができてよかったです!」
▼オリックス、福良監督代行のコメント
「(球団通算8000号になった岩崎のホームランについて)岩崎はずっと状態がいい。充分な働きをしてくれている。(金子は球速がなかったが?)今日はよく金子が5回も投げてくれた。その後のピッチャーも本当に頑張ってくれたね。糸井の三盗は本人の判断だったけどあれは効いた。(足を使った野球ができているが?)野手がよく粘った。これからも隙があれば走らせていく。(復帰したT-岡田について)状態は悪くないと思う。最後もコントロール悪いピッチャーだったから代打も考えたけど、本人が出たいと言ってたからね」