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ソフトバンク「育成組」が席巻! 千賀滉大が投手3冠、石川柊太が2冠に オリックス・吉田正尚は自身初の打撃タイトルとなる首位打者獲得ーー2020年NPB個人タイトル受賞選手は?<パ・リーグ編>

2020/11/10

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投手成績(最優秀防御率、最多勝、最高勝率)

■最優秀防御率(規定以上)
 最優秀防御率は、防御率2.16をマークしたソフトバンクの千賀滉大投手が初受賞。今季は後半戦にかけて調子を上げ、10月・11月は5試合(34回1/3)を自責点0と抜群の安定感で僅差の争いを制した。2位は防御率2.20でオリックス・バファローズの山本由伸投手、3位は防御率3.46で北海道日本ハムファイターズの有原航平投手となった。
 
千賀滉大 防御率2.16
山本由伸 防御率2.20
有原航平 防御率3.46
 
■最多勝
 最多勝は、11勝を挙げたソフトバンクの千賀と石川柊太投手、東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章投手の3投手が獲得。千賀、石川は初受賞、涌井は5年ぶり4度目の受賞となった。近年成績が下降していた涌井だが、楽天に移籍した今季は、開幕8連勝などシーズン序盤から勝ち星を重ね、最多勝に返り咲く見事な復活劇を見せた。
 
千賀滉大 11勝
石川柊太 11勝
涌井秀章 11勝
 
■最高勝率
 最高勝率は、勝率.786をマークしたソフトバンクの石川が初受賞。最多勝との2冠に輝いた。今季は120試合制となったことにより、例年の「13勝以上」の規定から、「10勝以上」に変更。石川は規定投球回未満ながら11勝3敗の成績を残し、最高勝率を獲得した。2位は勝率.733で楽天の涌井、3位は勝率.667でオリックスの山本となった。
 
石川柊太 勝率.786(※10勝以上の規定により受賞)
涌井秀章 勝率.714
山本由伸 勝率.667

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