4連覇目指すソフトバンク、下克上狙う千葉ロッテ…チーム投手成績、打撃成績比較と注目選手は?【パ・リーグCS展望】
2020/11/13
ロッテの注目選手
注目投手 二木康太
15試合(92回2/3)、9勝3敗、79奪三振、防御率3.40、WHIP0.91
注目投手は、二木康太投手。今季は開幕から調子が上がらず二軍落ちとなったが、8月に一軍再昇格を果たして以降は、安定した投球を続けた。クライマックスシリーズ進出に向け大事な一戦となった7日オリックス戦では、6回1失点で勝利投手に。近々の安定感では石川歩投手、美馬学投手の実績ある先発2投手を上回っている。
注目打者 清田育宏
70試合、打率.278、50安打、7本塁打、23打点、OPS.829
注目打者は、清田育宏外野手だ。今季は新型コロナウイルス感染による二軍落ちもあったが、起爆剤として10月に一軍昇格後は打率.320をマークした。11月は主に4番を任され、チーム状態の悪い中迎えた1日楽天戦、3日ソフトバンク戦では、2試合連続となる先制本塁打を放つなど孤軍奮闘の活躍。クライマックスシリーズでも得点源として期待がかかっている。
今季の直接対決の成績は、ソフトバンク11勝、ロッテ12勝、引き分け1と、2位ロッテがリーグで唯一、王者に勝ち越している。1勝のアドバンテージを持つソフトバンクか、下剋上を狙うロッテか、今季のパ・リーグの集大成となる両者の戦いから目が離せない。