江越が打点をあげると、今季阪神全勝 継投が裏目、中日は6連敗で自力優勝が消滅
29日、ナゴヤドームで中日対阪神が行われ、3-2で阪神が勝利した。阪神は1点ビハインドの7回に江越の本塁打で同点とすると、9回に再び江越が勝ち越しタイムリーを放った。2番手安藤が3勝目。最後は呉昇桓が締めた。敗れた中日は中継ぎ陣がリードを守れず、6連敗を喫した。
2015/07/30
中日、自力優勝消滅
中日は先発・雄太が6回途中まで1失点に抑える好投を見せたが、回跨ぎに入った2番手田島、同じく2回を投げた3番手又吉がともに失点。延長戦を見越した投手起用が裏目に出た。打線も阪神を上回る8安打を放ったが、4番に入った平田が無安打に封じられた。これで今季2度目の6連敗、借金は谷繁監督就任後初の13にまで膨らんだ。
また3カ月連続の負け越しも決まり、自力優勝も消滅と谷繁兼任監督の大記録達成の翌日を勝利で飾ることはできなかった。試合後、谷繁監督は自力優勝が消滅したことに「それは数字でしかない。また勝っていけば」と前を向いた。
勝った阪神は3連勝で貯金を今季最多タイの3とし、ヤクルトと同率での首位を守った。3カード連続の勝ち越しは今季初。後半戦に入って勢いが増している。救援陣がリードを守れなかった中日はなんとか浮上のきっかけをつかみたい。
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