沢村賞争い注目の菅野智之、大野雄大が揃って投手2冠に! 岡本和真は本塁打王、打点王の打撃2冠で自身初タイトル獲得ーー2020年NPB個人タイトル受賞選手は?<セ・リーグ編>
2020/11/15
打撃成績(首位打者、本塁打王、打点王)
首位打者(規定以上)
首位打者は、打率.328で横浜DeNAベイスターズの佐野恵太内野手が初受賞。今季はメジャー移籍を果たした筒香嘉智外野手(現タンパベイ・レイズ)の後継者として指名され、「4番・左翼」さらには主将と同じ役割を任された。その期待に結果で応え、開幕から高打率を維持。レギュラー定着初年度で打撃タイトルを手にした。2位は打率.323で同じくDeNAの梶谷隆幸外野手、3位は打率.317で中日の大島洋平外野手となった。
佐野恵太 打率.328
梶谷隆幸 打率.323
青木宣親 打率.317
本塁打王
本塁打王は、31本塁打を放った巨人の岡本和真内野手が初受賞。今季は6、7月で13本塁打と序盤から量産体制を敷いた。2位と1本差で迎えた7日ヤクルト戦では、1試合2本塁打を放ち、単独受賞を確実なものとした。2位は28本塁打でヤクルトの村上宗隆内野手、阪神の大山悠輔内野手が並んだ。
岡本和真 31本塁打
村上宗隆 28本塁打
大山悠輔 28本塁打
打点王
打点王は、97打点を挙げた巨人の岡本が初受賞。本塁打王との打撃2冠に輝いた。本塁打と並行して打点もコンスタントに稼ぎ、4番としてチームを牽引した。2位は86打点でヤクルトの村上、3位は85打点で阪神の大山となった。
岡本和真 97打点
村上宗隆 86打点
大山悠輔 85打点
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