村上宗隆がOPS&四球&三振でトップ、最多得点は梶谷隆幸に…2020年度NPB個人主要タイトル以外の成績は?<セ・リーグ野手編>
2020/11/16
三振、犠打、犠飛、OPS
三振
最多三振は、115三振を喫したヤクルトの村上。2年連続で三振数トップとなったが、三振率を見ると、昨季の.310から.223へ大幅な改善を見せた。2位は106三振で阪神のジェリー・サンズ外野手、3位は103三振でDeNAのネフタリ・ソト内野手となった。
村上宗隆 115三振
ジェリー・サンズ 106三振
ネフタリ・ソト 103三振
犠打
犠打数トップは、16犠打を決めた広島の菊池涼介内野手だ。今季は主に下位打線を打ったが、昨季を上回る打率.271をマーク。犠打の確実性も健在で、6年連続でリーグトップに立った。2位は15犠打で中日の京田、3位は12犠打で広島の田中広となった。
菊池涼介 16犠打
京田陽太 15犠打
田中広輔 12犠打
犠飛
犠飛数トップは、10犠飛をマークした中日のダヤン・ビシエド内野手だ。今季は打率.267となったが、82打点はリーグ4位。犠飛は2位の倍の数とした。2位は5犠飛でDeNAのソト、3位は4犠飛で巨人の坂本勇人内野手、広島の田中広が並んだ。
ダヤン・ビシエド 10犠飛
ネフタリ・ソト 5犠飛
坂本勇人 4犠飛
田中広輔 4犠飛
OPS
OPSは1.012をマークしたヤクルトの村上がトップに立った。出塁率.427、長打率.585はともにリーグトップの数字。セ・リーグ唯一のOPS1以上を誇った。2位はOPS.981で同じくヤクルトの青木、3位はOPS.953で広島の鈴木となった。
村上宗隆 OPS1.012
青木宣親 OPS.981
鈴木誠也 OPS.953
その他にも盗塁成功率(15盗塁以上)では、今季17盗塁を決めた広島の堂林翔太内野手が成功率.810をマークしてリーグトップに。2年連続盗塁王を受賞した阪神の近本は成功率.795で及ばなかったが、昨季の成功率.706から大きく向上させた。
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