【10・11月ファーム月間MVP】リーグを代表するスラッガー2人が受賞。リチャードは7本塁打、細川成也は長打率.807をマーク
2020/11/18
日本野球機構は18日、イースタン、ウエスタン両リーグが制定する「スカパー!ファーム月間MVP賞」の10・11月度受賞選手を発表。イ・リーグからは横浜DeNAベイスターズの細川成也外野手、ウ・リーグは福岡ソフトバンクホークスのリチャード内野手が選ばれた。
細川は、明秀学園日立高から2016年ドラフト5位で入団した高卒4年目の外野手。10・11月度は、出場17試合で打率.439、6本塁打、21打点と打撃三冠を達成した。さらに、9試合連続安打を含む25安打(リーグ2位タイ)、長打率は驚異の.807(リーグトップ)を記録するなど、圧倒的な成績だった。また、イ・リーグにおける2度目の受賞はリーグ初となる。
リチャードは、沖縄尚学高から2017年育成ドラフト3位で入団した高卒3年目の内野手。10月・11月は全22試合に出場し、リーグトップの7本塁打、21打点を記録。持ち味の長打力を遺憾なく発揮し、スラッガーとしての開花を思わせた。リチャードはレギュラーシーズン全体でも本塁打(12本塁打)、打点(47打点)の打撃二冠で、チームのウ・リーグ連覇に大きく貢献した。