【野球コラム】西武・秋山翔吾 史上2番目の速さで150安打到達「イチロー越え」も通過点
西武ライオンズ・秋山翔吾が29日のロッテ戦で2安打を放ち、今シーズン150安打に到達した。出場93試合目での到達は1994年のイチローの91試合目に続く史上2番目のスピード記録だ。秋山は63試合目で100安打に到達し、31試合連続安打の間には59安打を積み重ねた。シーズン換算すると231安打と驚異的なペースでヒットを量産している。
2015/07/30
ベースボールチャンネル編集部
シーズン安打記録更新は通過点
ヒットを量産する秋山が今季150安打に到達。93試合目での150安打は1994年イチローの91試合に2試合及ばなかったが、史上2番目のスピード記録だ。
1994年当時はシーズン130試合制だったため、イチローはこのシーズン210安打だった。なお、プロ野球記録の214安打を放ったマートン(2010年)は104試合目で150安打に到達しており、秋山より11試合遅い。秋山がこのペースで打ち続けるとシーズン143試合で231安打に到達する換算だ。もはやシーズン安打記録は通過点でしかない。
200安打到達試合数ではイチローが122試合目、マートンは134試合目だ。「イチロー越え」なるかに注目が集まる。
1994年 イチロー 150本安打(91試合目)⇒200本安打(122試合目)⇒最終210安打
2010年 マートン 150本安打(104試合目)⇒200本安打(134試合目)⇒最終214安打
2015年 秋山翔吾 150本安打(93試合目)⇒200本安打(?試合目)⇒最終?安打