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【野球コラム】西武・秋山翔吾 史上2番目の速さで150安打到達「イチロー越え」も通過点

西武ライオンズ・秋山翔吾が29日のロッテ戦で2安打を放ち、今シーズン150安打に到達した。出場93試合目での到達は1994年のイチローの91試合目に続く史上2番目のスピード記録だ。秋山は63試合目で100安打に到達し、31試合連続安打の間には59安打を積み重ねた。シーズン換算すると231安打と驚異的なペースでヒットを量産している。

2015/07/30

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ベースボールチャンネル編集部



ノーヒット11試合に対し、猛打賞は20回

 31試合連続安打も記録した秋山。ここまでノーヒットの試合は出場93試合中11試合しかなく、2試合続けてノーヒットはないというヒットメーカーぶり。3安打以上の猛打賞は20試合記録し、2010年、千葉ロッテの西岡剛(現阪神)が記録した日本記録、27試合に迫っている。

 秋山の打率推移を見てみると、その突出さがさらに際立つ。13試合目以降は.340を切らず、高い水準をキープ。さらに31試合連続安打中には.346だった打率を.387にまで上げ、66試合目以降は.370を切っていない。93試合が経過した今の打率は.378。歴代打率ランキングでは7位の内川聖一(2008年横浜、現ソフトバンク)に匹敵する数字だ。

秋山2

 歴代でも屈指のハイペースでヒットを打ち続ける秋山。日本球界に名を残すであろう安打数、打率、猛打賞といったシーズン成績がどこまで伸びるのか、楽しみだ。

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