日本ハム・吉川光夫が金銭トレードで西武に移籍「チームに貢献することができませんでした」 西武・渡辺GMは「ライオンズに必要な左の戦力」
2020/11/20
埼玉西武ライオンズは20日、北海道日本ハムファイターズから吉川光夫投手を金銭トレードで獲得することで合意したと発表した。
吉川は、広陵高から2006年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。2012年には、14勝、防御率1.71をマークし、リーグMVPにも輝いた。2017年からはトレードで読売ジャイアンツに移籍するも、19年途中に再びトレードで出戻り。古巣復帰で活躍が期待されたが、今季は5試合の登板にとどまっていた。
西武の渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャーは、「ライオンズに必要な左の戦力として吉川投手を獲得することになりました。重要な場面で活躍してくれることを期待しています」と左腕の活躍に期待を寄せた。
また、吉川は日本ハム球団を通じて、「昨年、トレードでファイターズへ戻ってきましたが、チームに貢献することができませんでした。その部分は心残りですが、いつも応援していただいたファンの皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからはライオンズの一員として、活躍できるように頑張ります」と新天地での意気込みを語っている。