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オリコン初日16位、BsGirlsの存在も集客要因に 球団関係者に聞くオリ観客動員好調の理由【どら増田のオリ熱コラム #50】

パリーグ最下位に低迷しながらも、観客動員などの事業面では昨年を大きく上回る実績を残しているオリックス。チームの勝敗に関係なく人気が高まる背景に迫った。

2015/07/30

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取材協力/画像提供:オリックス・バファローズ



ファンクラブ「Bs CLUB」会員数の増加

 前回の当コラムでも取り上げたように、今季オリックス・バファローズは、主催試合の観客動員数が41試合で100万人に到達した。これは2005年の近鉄との球団統合後最速記録である。7月に入りチームは依然として最下位ながらも、Aクラス入りが磐石に見えていた西武が連敗を続けたことにより、クライマックスシリーズ進出が「夢」ではなくなった。今回は球団関係者への取材をもとに、今季オリックスの観客動員が好調な理由を探っていきたい。

「ファン獲得のための中心的な位置づけともいえるファンクラブですが、その会員数は好調に推移している状況です。高額なプレミアム会員やお手頃なレギュラー会員を含むすべての階層で会員数は増加しています。また、様々なマーケティング活動を回を重ねて実践することにより、会員一人あたりの平均来場回数も上昇傾向にあります。人数が増えて、さらに、回転数も伸びるというのは珍しい事例ですし、とてもありがたいことだと思っています。最終的に会員数は5万人を超えたところ(前年比122%程度)までは行くと思います。」(球団関係者)

 前回のコラムでは、ファンクラブに対するファンの声を紹介したが、入会すればファンジャージと内外野自由席のチケットが特典で付いてくるオリックスのファンクラブは「入っただけでもお得」なのだが、さらに、今年からはビジター球場で利用できるチケットも入会特典の選択肢に加わり、全国のBsファンの入会を後押ししている。また来れば来るほど得をする、来場ポイントを重視した戦略もリピーターの増加という形で功を奏している。

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