「新人類」「雑草魂」「メークドラマ」…野球にまつわる新語・流行語大賞の歴代入賞語は?【前編】
2022/12/01
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【第15回・1998年】
年間大賞「ハマの大魔神」
横浜ベイスターズが38年ぶりのセ・リーグ優勝、さらには日本一に輝いた。同年は超強力な“マシンガン打線”が大きな武器だったが、もう一つの優勝要因がストッパー佐々木主浩、通称「ハマの大魔神」だった。
【第16回・1999年】
年間大賞「リベンジ」
“平成の怪物”松坂大輔投手が西武ライオンズに入団したこの年。このゴールデンルーキーは、高卒ながら150キロ台の速球と切れ味抜群のスライダーで勝ち星を重ね、16勝5敗、防御率2.60の高卒新人最多勝記録を打ち立てた。「強気で負けず嫌いの彼が敗戦したゲームのあとに残したのがこの言葉」だった。
年間大賞「雑草魂」
パ・リーグが松坂なら、セ・リーグはもちろん上原浩治氏だ。エリート街道を歩み、華々しいデビューを飾った松坂に対し、東海大仰星高時代は控え投手でチームも甲子園とは無縁、一年間の浪人生活を経て大阪体育大入りと、地道にはいあがってきた姿が「雑草魂」と表現された。