西武、多和田真三郎と育成選手契約を締結 背番号「118」、渡辺GMは体調気遣う「体を治すことが先決」
2020/12/17
埼玉西武ライオンズは17日、多和田真三郎投手と2021年の育成選手契約を締結したと発表した。背番号は「118」となる。
多和田は、中部商、富士大を経て、2015年ドラフト1位で西武に入団。2018年には16勝を挙げ、リーグ最多勝をマークした。しかし翌19年は1勝6敗と調子を崩すと、9月には頻脈性不整脈を診断されるとともに自律神経失調症を発症。シーズン終了後の契約更改を保留したまま、2020シーズンを迎えた。
そして今季、7月30日に再び支配下選手として契約するも、1軍登板はなく、ファーム5試合の登板にとどまると、11月3日に戦力外通告を受け、12月2日に自由契約となっていた。
多和田は球団を通じて、「この度、育成選手として契約していただくことになりましたので、メットライフドームのマウンドで自分の投球をすることを目標に、頑張ってまいります」とコメントした。
また、渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャー(GM)は、契約に際して「育成選手として契約をしました。まずは体を治すことが先決です。自分の体調を見ながら、自分のペースで、支配下登録を目指して頑張ってほしいです」と再起に期待を込めた。