守備の名手支えるグローブ、菊池涼介は新たな相棒で守備率10割 ゴールデングラブ賞選手のグラブメーカーは?
2020/12/23
守備の名手たちに贈られる「第49回 三井ゴールデン・グラブ賞」が18日に発表。8年連続8回目の受賞を果たした広島東洋カープの菊池涼介内野手は、今季からミズノのグラブを使用し、最多得票となる283票を集めた。
今回は2020年のゴールデン・グラブ賞受賞選手が愛用するグラブメーカーを紹介し、名手ならではのこだわりに迫っていきたい。
セントラル・リーグ
■投手
菅野智之(巨人)
ミズノ
■捕手
梅野隆太郎(阪神)
SSK
■一塁手
ダヤン・ビシエド(中日)
ミズノ
■二塁手
菊池涼介(広島)
ミズノ
■三塁手
高橋周平(中日)
久保田スラッガー
■遊撃手
坂本勇人(巨人)
ミズノ
■外野手
鈴木誠也(広島)
アシックス
大島洋平(中日)
SSK
青木宣親(ヤクルト)
ウイルソン
セ・リーグはミズノが4人、SSKが2人、久保田スラッガー、アシックス、ウイルソンの愛用者が1人ずつ。今季から久保田スラッガーのグラブを愛用する中日・高橋、同じく中日でミズノを愛用するビシエド以外の7名は、メーカーのアドバイザリースタッフ(ミズノの名称はブランドアンバサダー)として契約を交わしており、ブランドの顔となっている。
広島・菊池涼は、入団時からSSKのグラブだったが、近年はメーカーのロゴを剥がしたグラブを使用。今季からミズノブランドアンバサダーの一員となり、ミズノのロゴが入った新たな相棒とともに二塁手初の守備率10割を達成した。
巨人・坂本は、試合中にグラブを冷凍庫に保管するなどこだわりは人一倍強い。昨季までは井端弘和氏から受け継いだものを長く愛用していたが、今季はグラブを新調。新たな相棒とともに今季も不動の遊撃手として君臨し、失策数は昨季の「12」から「4」と大幅な改善を見せた。