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ヤクルト、FA宣言の小川泰弘と契約更改「山田哲人の顔が夢に出てきて」 山田哲、石山に続き”FA”組全員残留

2020/12/25

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 東京ヤクルトスワローズは25日、フリーエージェント(FA)宣言した小川泰弘投手と契約更改を行ったと発表した。今季は石山泰稚投手、山田哲人内野手もFA権を有したが、権利を行使せずに残留。宣言残留の小川を含め”FA組”全員と来季契約を締結した。
 

 
 小川は、通算75勝を挙げているチームのエース格。今季は5年ぶりの2桁10勝をマークし、史上93度目(82人目)となる無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)の偉業を達成した。
 
 小川は球団を通じて、「今回、私、小川泰弘はスワローズの一員として、日本一を目指してプレーすることを決断しました。その間、温かく見守ってくださったスワローズファンの皆様ありがとうございました。FA宣言をして、他球団の評価を聞かせていただきたいと、言いました。正直、他球団様の熱意を聞かせていただいて、リーグを変えて戦おうと気持ちが動いた瞬間もありましたが、その日の夜に山田哲人の顔が夢に出てきて、自分もビックリして。気持ちが揺れ動く3週間でした。
 
 野球人生の分岐点ということで、環境を変えてゼロから挑戦していくか、それとも慣れ親しんだヤクルトスワローズでもう一度優勝を目指していくか、葛藤がありました。悩む中で、今までの苦楽を共にした仲間ともう一度優勝したいという気持ちが強くなりました。チームは2年連続で最下位という厳しい現実を受け止めないといけないですし、一つでも多く勝って、Aクラス、優勝に貢献できるようにやっていきたいです」とコメントした。



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