阪神、藤川球児氏のSpecial Assistant(特別補佐)就任を発表 「幅広くタイガースを支えていきたい」
2020/12/25
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阪神タイガースは25日、今季限りで現役を引退した藤川球児氏が2021年より「Special Assistant」(特別補佐)に就任すると発表した。
藤川氏は、高知商から1998年ドラフト1位で阪神に入団。2005年にはジェフ・ウィリアムス氏、久保田智之氏とともに勝利の方程式「JFK」を形成し、阪神を優勝へと導いた。
2012年オフには海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャーリーグに挑戦。帰国後は地元球団の四国IL・高知で再起を図った。2016年に阪神へ復帰後は先発登板もあったが、再びリリーフとして地位を築いた。
MLB通算成績は、29試合(26回2/3)、1勝1敗2セーブ1ホールド、32奪三振、防御率5.74。
NPB通算成績は、782試合(935回1/3)を投げ、60勝38敗243セーブ、163ホールド、1220奪三振、防御率2.08となった。
藤川氏は球団を通じて、「この度、阪神タイガースから「Special Assistant」という役職をいただき、サポートをさせていただくことになりました。チーム運営、選手、スタッフへのサポート、そして野球界の更なる発展に向けて、次世代の野球界を担うこどもたちや女子野球も含め幅広くタイガースを支えていきたいと思います。今まで以上に野球界そして阪神タイガースに貢献していくことをファンのみなさんにお約束しますので、今後ともよろしくお願いいたします。」とコメントした。