「左で打てや」は今年も? シーズン中は土曜日に好成績。…杉谷拳士の2020年成績を振り返る【リアル野球盤2021】
2021/01/02
テレビ朝日系列「夢対決 2021 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル」(出演:とんねるず他)が2日、放送される。人気コーナー「リアル野球BAN」では、名物選手となった杉谷拳士内野手(北海道日本ハムファイターズ)もチーム帝京のメンバーとして出演する。もちろん収録は既に終わっているが、今季の杉谷の成績を振り返るとともに、今夜の活躍を占ってみよう。
杉谷拳士とは
改めて杉谷のプロフィールから振り返ってみよう。杉谷は、東京都出身1991年生まれの29歳。身長173センチ、体重78キロ、右投両打ちの内野手。帝京高から 2008年ドラフト6位で日本ハムに入団。明るい性格と愛嬌で、球場内外を沸かせる一方、選手としては、スイッチヒッターかつ、内外野を守れるという、器用な一面を持ち合わせている。背番号は「2」(2009-15年までは「61」)。
登場曲は、石橋貴明さんが歌う「スギノールのテーマ」。スギノールとは、杉谷自身が命名したニックネームで、球団史上2007年のセギノール以来となる左右両打席での2打席連続ホームランを達成したことに由来する。
2020年成績
2020年の成績は、120試合制という短縮シーズンながら、自己最多となる88試合に出場。打率.221(131打数29安打)、2本塁打、11打点、4盗塁、32三振、OPS.650(出塁率.306+長打率.344)となった。また、犠打数はチームトップの14をマークしている。
守備では、一塁手として11試合、二塁手9試合、三塁手1試合、外野手49試合で出場するなど、ユーティリティーとして活躍した。
「左で打てや」
『リアル野球BAN』では、中田翔内野手や山田哲人内野手(今回は不参加)らが、スイッチヒッターながら左打席で結果を残せていない杉谷に対し、「左で打てや」という“イジる”のがお馴染みとなっているが、2020シーズンの成績はどうだったのか。
右打席では、52打数16安打、打率.308の好成績を残した。しかし、左打席は、79打数13安打、打率.165と今年も打てなかった。この結果は今回の放送でも、杉谷のウィークポイントとなりそうだ。
曜日別成績
今季も左打席では芳しくなかった杉谷だが、一方で好材料もある。放送される1月2日は土曜日にあたるが、杉谷は2020年シーズン、最も成績が良かったのが土曜日なのだ。
日曜日:打率.174(23打数4安打)
月曜日:打率.333(3打数1安打)
火曜日:打率.167(12打数2安打)
水曜日:打率.200(20打数4安打)
木曜日:打率.208(24打数5安打)
金曜日:打率.192(26打数5安打)
土曜日:打率.348(23打数8安打2本塁打)
試合数の少ない月曜日を除くと、打率3割超えは土曜日のみ。さらに、今季の本塁打はいずれも土曜日に放っているのだ。
公式インスタグラムでは、「全集中して躍動しているのでみなさん感想聞かせてください(絵文字)手に汗握る好ゲームでした」と投稿した杉谷。「オフシーズンに最も輝く男」の今夜の活躍、そして2021シーズンの飛躍に注目だ。