芝生がないだけでこんなにも――メットライフドームエリア改修、まもなく新外野席が誕生
2021/01/13
埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズは13日、「西武ライオンズ40周年記念事業 メットライフドームエリア改修計画」の外野芝生席の現状について伝えている。
――芝生がないだけでこんなにも雰囲気が変わるものなのか。
今年3月のグランドオープンに向けて着々と工事が進むメットライフドームのセンターバックスクリーンの左右には従来の緑ではなくコンクリートの段差が広がる。センターからレフト線、ライト線に向かって均等に広がる20を数える段差は、まだ見ぬ座席を受け入れんばかりとその日を待っている。
そして今回、初めてメットライフドームの外野に「座席」が敷き詰められることになったが、象徴的な場所は“当時の思い“を引き継ぎながら生まれ変わる。シートの色は濃さの異なる3色の緑でグラデーションを施し、木々が新緑の季節に色を変えていくように、外野席から内野席に向かうにつれてその緑を深くしていくのだ。
座席は、折りたたんでしまえばその前後幅はわずか250ミリと超薄型で、立ち上がっての応援がしやすいタイプに。さらに全座席にクッションがつき、ファンは贔屓チームの守備時には、次の回の攻撃に向けてエネルギーを存分にためることができそうだ。目まぐるしく変化していくメットライフドームエリア。今まさにこのスタジアムはグランドオープンに向け、その階段を全力で駆け上がっているところなのだ。
〇広報部員コメント
芝生席にはたくさんの思い出が詰まっていますが、新しい外野席の誕生は本当に楽しみです。新しくできたすべての座席をファンの皆さまに埋め尽くしていただく光景はきっと、圧巻でしょう。そこで奏でられる応援はきっとさらにボリュームアップするのではないでしょうか。この場所がファンの皆さんにとって“応援の聖地”と思っていただけるように一緒に育んでいければと思います。