ついに外野に座席が誕生! メットライフドームエリア改修、外野芝生席時代から変わっても“変わらないコト”とは
2021/01/25
埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズは25日、「西武ライオンズ40周年記念事業 メットライフドームエリア改修計画」の外野席取り付けについて伝えている。
これまでメットライフドームの〝名物″として、多くのファンに愛され続けてきた外野芝生席が、今シーズンからクッション付きの座席に生まれ変わる。今日はその「1席目」が取り付けられた〝第一歩″となった。
主にレフトの守備位置につく機会が多い栗山巧外野手は、「レフトスタンドがライオンズファンで埋め尽くされているあの光景は、たまらないんですよ。勇気をもらえるというか、毎回『やったるで!』って気合いが入りますね」と語る。
これまでグリーン一色だった外野席は、昨年生まれ変わった内野席エリアの約1万6500席と同様に、明るい緑・中間色の緑・深緑の3色の緑を使ったグラデーションカラーに彩られる。「僕の守備位置から見える景色がどう変化するのか今から楽しみ」と話す一方で、「ただ、たとえ座席の仕様が変わったとしても、僕が守っている後ろには、温かいライオンズファンがいるということ、それは変わらないですからね。本当に心強い」と大きな瞳を輝かせた。
2017年12月から始まったメットライフドームエリアの改修工事も、いよいよ完成まで残り2か月となった。チームは、来週キャンプイン。次に栗山らが所沢に戻ってくる頃には、メットライフドームはすべての改修を終えて、グランドオープンの日を今か今かと待ち望んでいるだろう。
栗山は、「温かい声援を背に、良いプレーを見せられるように全力でがんばるだけです」と語気を強めた。