右翼席の一角で見慣れぬ工事…正体はビールとアーチに酔える場所。西武本拠地メットライフドームエリア改修
2021/02/15
埼玉西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズは14日、「西武ライオンズ40周年記念事業 メットライフドームエリア改修計画」について、順調な工程の模様を伝えている。
まるでおしゃれなカウンターバーから生のライオンズを楽しむ――。
ちょっぴりスタイリッシュな野球観戦のスタイルが生まれる予感がする。
今年から大きく変わるメットライフドームの外野席。レフトスタンド、ライトスタンドの名物であった芝生は姿を消し、クッション付きの座席へと生まれ変わるが、おやおや、ライトスタンドの後方を見ると、その“周囲”と異なる工事をしていることがわかる。
右中間の一角にはなぜか、長細いテーブル。1席につき1つコップを差し込むボックスのようなものも備えられている。そう、これは2021シーズンから新たに誕生する「メイトー ホームランバーパノラマテラス」の正体なのだ。
このシート、席数は140席で、各シートの脚にはキャスターが付いている。ムレにくいメッシュ素材を採用しており、座り心地も抜群だという。少し身体をひねれば、スムーズに球場全体のパノラマビューを楽しめ、そのまま180度後ろを向けば、昨年7月にオープンしたばかりの「CRAFT BEERS OF TRAIN PARK」が目の前に。同店自慢の8種類のクラフトビールとオリジナルピザからお気に入りをチョイスしてテーブルに広げれば、そこは五感も満足する観戦体験となるだろう。
ライオンズには期待の主砲・渡部健人も加入し、右の長距離砲がズラリと並ぶ。彼らの引っ張ったホームランがより美しく見えるこの「メイトー ホームランバーパノラマテラス」で、ビールとアーチに酔う、というのが、ライオンズファンの通な楽しみ方になるかもしれない。
〇広報部員コメント
まだ、工事過程ではありますがこの「ライトパノラマテラス」は外野スタンド一帯をスタイリッシュに締める、と言いますか非常におしゃれな雰囲気を作り出すと思います。このシートを作った意図はずばり!外野席での応援の雰囲気を間近で体感していただきたいということでした。野球観戦の楽しみ方は千差万別。私は受験シーズンにこの球場でライオンズを応援した際は、イニング間に英単語帳とにらめっこしていたことがありました。このシートでは、グルメを楽しんだり、ファンブックや選手名鑑を広げて、一緒に観戦しているお友達にライオンズの解説?をしていただく、というのも、楽しみ方の一つかと思います。ぜひ、オリジナルの「メイトー ホームランバーパノラマテラス」の楽しみ方を見つけてください。