【NPB】東妻、川瀬、則本…兄弟揃って現役プロ野球選手は何組? ポジションは被る? 体格は似てる?【2021年版】
2021シーズンに向け、各球団がキャンプで一斉に始動した。今年も新人選手の様子が大々的に報じられている。オリックス・バファローズに育成選手として加入した川瀬堅斗投手や、梶谷隆幸外野手のFA人的補償で横浜DeNAベイスターズに移籍した田中俊太内野手などは、球界に現役の兄をもつことでも有名だ。今回は、2021年シーズンに兄弟ともにNPBに所属する選手に注目したい。
2021/02/20
アルバート・スアレス – ロベルト・スアレス
出身地:ベネズエラ共和国ボリバル州
兄のアルバートは、1989年10月8日生まれの31歳。身長190センチ、体重106キロの右腕。ヘススデナザレ高出身で、2006年にタンパベイ・デビルレイズ(現レイズ)と契約。2016年にサンフランシスコ・ジャイアンツでメジャーデビューを果たした。
ヤクルトでは2019年からプレー。1年目は4試合の登板にとどまったが、2年目は12試合に登板。4勝4敗、防御率2.67の成績を残した。
弟のロベルトは、1991年3月1日生まれの29歳。身長188センチ、体重95キロの右腕だ。セシリオアコスタ高出身で、来日前はメキシカン・リーグでプレーしていた。
2015年オフに福岡ソフトバンクホークスに入団。1年目に58試合に登板し、26ホールド、防御率3.19の成績を残した。しかし、右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の影響もあり以降は不本意な成績となったが、19年オフに阪神タイガースへ移籍。新天地で成績をV字回復させ、守護神として25セーブ、防御率2.24と安定感を見せた。
また2020年は、10月19日に行われたヤクルト対阪神(甲子園)で兄弟揃って登板。プロ野球史上初となる「外国人兄弟投手の同一試合登板」を達成した。