【NPB】東妻、川瀬、則本…兄弟揃って現役プロ野球選手は何組? ポジションは被る? 体格は似てる?【2021年版】
2021シーズンに向け、各球団がキャンプで一斉に始動した。今年も新人選手の様子が大々的に報じられている。オリックス・バファローズに育成選手として加入した川瀬堅斗投手や、梶谷隆幸外野手のFA人的補償で横浜DeNAベイスターズに移籍した田中俊太内野手などは、球界に現役の兄をもつことでも有名だ。今回は、2021年シーズンに兄弟ともにNPBに所属する選手に注目したい。
2021/02/20
田中広輔 – 田中俊太
出身地:神奈川県
兄の広輔は、1989年7月3日生まれの31歳。身長171センチ、体重84キロ。東海大相模高、東海大、JR東日本を経て、2013年ドラフト3位で広島東洋カープに入団した内野手だ。
広島では1年目から110試合に出場するなど即戦力として活躍。2016年から18年まで3年連続全試合出場を果たした不動のショートだった。しかし、19年に打率.193と大不振に陥り、若手に出場機会を多く譲った。それでも昨季は持ち直し、112試合に出場。レギュラーの座を取り返した傍ら、選手会長としてもチームを支えている。
通算成績は、889試合の出場で、打率.264、858安打、59本塁打、304打点、127盗塁、OPS.734(出塁率.352+長打率.382)。
弟の俊太は、1993年8月18日生まれの27歳。身長178センチ、体重82キロ。兄と同じく東海大相模高、東海大を経て、日立製作所で社会人野球も経験した。2017年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団すると、1年目で自己最多の99試合に出場した。
昨季は自己最少となる48試合の出場にとどまったものの、打率(.265)、長打率(.368)、出塁率(.346)など課題の打撃で自己最高の数字とした。オフに、梶谷隆幸外野手のFA人的補償としてDeNAに移籍。新天地での活躍が期待されている。
通算成績は、209試合の出場で、打率.239、108安打、7本塁打、32打点、10盗塁、OPS.643(出塁率.307+長打率.336)となっている。