【NPB】東妻、川瀬、則本…兄弟揃って現役プロ野球選手は何組? ポジションは被る? 体格は似てる?【2021年版】
2021シーズンに向け、各球団がキャンプで一斉に始動した。今年も新人選手の様子が大々的に報じられている。オリックス・バファローズに育成選手として加入した川瀬堅斗投手や、梶谷隆幸外野手のFA人的補償で横浜DeNAベイスターズに移籍した田中俊太内野手などは、球界に現役の兄をもつことでも有名だ。今回は、2021年シーズンに兄弟ともにNPBに所属する選手に注目したい。
2021/02/20
則本昂大 – 則本佳樹
出身地:滋賀県
兄の昂大は、1990年12月17日生まれの30歳。身長178センチ、体重82キロ。滋賀・八幡商、三重中京大を経て、2012年ドラフト2位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した右腕だ。
楽天では、1年目から15勝を挙げるなど新人らしからぬ投球を披露し、田中将大らとともに楽天を球団創設後初となる日本一へと導いた。田中がメジャー移籍したあとも、チームの中心として投手陣を牽引。新人から6年連続2桁勝利を達成し、その間最多奪三振のタイトルを5度獲得した。
しかし、ここ2年間は右肘手術の影響もあり、5勝ずつにとどまった。2020年は防御率も自己ワーストとなる3.96となるなど、不本意な成績となっている。今年は、田中の電撃復帰を受けて、再び真価を発揮できるか。
通算成績は、195試合の出場で、85勝70敗、29完投、11完封、1350奪三振、防御率3.12となっている。
弟の佳樹は、1994年5月14日生まれの26歳。身長174センチ、体重79キロ。北大津高、近畿大、山岸ロジスターズを経て、2018年育成選手ドラフト2位で楽天に入団した、こちらも右腕だ。
1年目の2019年は、ファームで5試合(5投球回)に登板し、防御率3.60の成績。昨季はファームでも出場機会はなかったが、秋季教育リーグ(第17回みやざきフェニックス・リーグ)に参加し、リリーフで9試合に登板するなど経験を積んだ。