日本ハム“おにぎり君”横尾俊建と楽天・池田隆英の交換トレード成立 育成も経験した池田「一つ上のレベルの野球ができるようになった」
2021/02/27
北海道日本ハムファイターズと東北楽天ゴールデンイーグルスは27日、横尾俊建内野手と池田隆英投手のトレードが成立したと発表した。
日大三高、慶応大を経て2015年ドラフト6位で日本ハムに入団した右のスラッガー横尾。2018年にはシーズン9本塁打をマークするなど開花の兆しを見せたが、昨季は44試合の出場にとどまるなど、定着の機会を逸した。通算成績は、256試合の出場で、打率.214、133安打、21本塁打、68打点、OPS.628(出塁率.275+長打率.343)となっている。また、楽天での新背番号は「30」。
横尾は、日本ハム球団を通じて、「ファイターズでの5年間、貴重な経験を積ませてもらいました。満員の札幌ドームでホームランを打ったときの大きな声援はとても印象に残っています。ファイターズファンの皆さんには今まで温かい声援を送ってもらい、本当に感謝しています。新天地でも皆さんに自分らしいプレーを見せられるように頑張ります」とコメントした。
一方の池田は、創価高、創価大を経て2016年ドラフト2位で入団した右腕。2018年には15試合に登板し、プロ初勝利も挙げたが、故障の影響もあり、2019年オフに育成契約となったが、昨年12月に支配下へと返り咲いていた。通算成績は、15試合の登板で、1勝5敗、4ホールド、24奪三振、防御率5.91。日本ハムでの新背番号は未定。
池田は、楽天球団を通じて、「4年間大変お世話になりました。育成になっていろいろなものが見えましたし、たくさん経験できたので、一つ上のレベルの野球ができるようになったと思います。北海道日本ハムファイターズに行っても頑張ります。楽天イーグルスファンの皆さん、いつも温かいご声援ありがとうございました。開幕戦でまた会いましょう」と感謝の言葉を述べている。