元日本ハム・吉田侑樹氏が現役引退、球団アカデミーコーチへ就任「未来のプロ野球選手を輩出できるように」
2021/03/08
北海道日本ハムファイターズは8日、オフに戦力外通告した吉田侑樹氏が「北海道日本ハムファイターズ・ベースボールアカデミー」のコーチへ就任すると発表した。この人事に伴い、吉田氏は現役を引退することとなる。
吉田氏は、東海大仰星高、東海大を経て2015年ドラフト7位で日本ハムに入団。プロ2年目の17年に一軍で5試合に先発し、2勝を挙げた。しかし、以降は成績が伸び悩んだ。19年は自己最多の9試合に登板も、防御率6.00。20年は一軍で5試合の登板にとどまり、オフに戦力外通告を受けていた。通算成績は、20試合(54回2/3)を投げ、2勝3敗、34奪三振、防御率5.60となっている。
吉田氏は球団を通じて、「現役を引退することを決断し、今年から新しい形でファイターズで仕事をさせていただくことになり、とてもうれしく思っています。新しい気持ちで、少年少女に野球の楽しさを伝えていきたいです。未来のプロ野球選手を輩出できるように、全力で向き合っていきたいと思います」と抱負を述べた。