オリックス、近年の開幕戦戦績 開幕戦は「特別な試合」or「143分の1」?
2022/03/24
プロ野球最新情報
いよいよあす25日に開幕を迎えるプロ野球。“特別な試合”と“あくまでも143分の1“の意味合いで見解の分かれる開幕戦だが、勝敗の鍵を握る開幕投手の役割は、長いシーズンにおいても重要な意味をもつ。
昨季パシフィック・リーグ1位のオリックス・バファローズは、今季の開幕投手に山本由伸投手を指名。昨年の沢村賞右腕が2年連続の大役を務める。今回は、オリックスの近年の開幕投手・スタメンと戦績にフォーカスし、各シーズンの戦いを振り返っていきたい。
2016年
開幕投手:金子千尋
対戦カード:対埼玉西武ライオンズ(西武プリンスドーム)
試合結果:4-5 敗戦
2016年の開幕戦は、敵地で埼玉西武ライオンズと対戦。開幕投手は、金子千尋投手が2年ぶり5度目の登板となった。
同試合の金子は、6回まで無失点の快投を見せていたが、7回に西武打線につかまり3失点。同点に追いつかれ、イニング途中で降板となった。試合は9回表に1点を勝ち越したが、その裏に2点を奪われてサヨナラ負けを喫した。同年の金子は、24試合(162回)を投げ、7勝9敗、125奪三振、防御率3.83の成績。規定投球回には到達したものの、プロ入り後初めてシーズンを負け越した。
同年のチーム成績は、57勝83敗3分で勝率.407。借金26と成績不振に喘ぎ、4年ぶりの最下位に沈んだ。