中日の開幕スタメンは?ーー2021年プロ野球12球団開幕オーダー予想【編集部フォーカス】
2021/03/17
春季キャンプ、オープン戦を経て、いよいよ26日に開幕を迎えるプロ野球。昨季は新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期、120試合制となるなど大きな影響を受けた。今季は、現状で観客動員数に制限はあるものの、従来通り3月に開幕、143試合制のシーズンが行われる。
そこで、開幕に先立ち12球団の開幕スタメンを予想していきたい。今回は、昨季セントラル・リーグ3位の中日ドラゴンズ編。(オープン戦成績は16日終了時点)
2021年中日の開幕スタメン予想
野手陣は、ほとんど昨季の開幕と同じメンバーが名を連ねたが、大卒3年目の滝野要外野手が新たに頭角を表した。
滝野は、大阪商業大から2018年ドラフト6位で入団。主に二軍で経験を積んでいるが、昨季は一軍デビューを果たして初安打も放った。ファームでは58試合に出場し、打率.251、チームトップの12盗塁を決めるなど持ち味の俊足を発揮した。今季はキャンプから一軍に帯同。オープン戦当初は、昨季から外野に本格挑戦した根尾昂内野手が左翼で優先的に起用されていたが、根尾の打撃不調もあって滝野のスタメン起用が増加している。ここまでのオープン戦では7試合に出場し、打率.263、1盗塁、OPS.702(長打率.358+出塁率.333)をマーク。チーム状況によっては一塁での出場も可能だ。
その他の左翼候補には、14年ぶりの古巣復帰を果たし、二軍で調整を続けるベテラン・福留孝介外野手や高卒3年目の根尾、同2年目の岡林勇希外野手らが挙げられる。
打線のポイントとなるのは、6番に置いた京田陽太内野手か。
ルーキーイヤーの17年から正遊撃手に定着した京田。同年はセ・リーグの新人選手としては長嶋茂雄氏に次ぐ歴代2位の149安打を放ち、23盗塁を決めるなど走攻守に目覚ましい活躍を見せた。しかし、2年目以降は打撃が低迷。昨季は2年ぶりの全試合出場を果たすも、打率.247、8盗塁、OPS.646(長打率.348+出塁率.298)、守備位置を下げた影響もあって、遊撃手としては両リーグワーストの13失策を喫するなど悔しいシーズンとなった。
今春のキャンプでは、球団OBの立浪和義臨時コーチに師事。課題の打撃面で熱心な指導を受けた。ここまでのオープン戦では、打率.125、1本塁打と成果を発揮するには至っておらず、覚醒が待たれている。
1番・大島洋平外野手は、35歳とベテランの域に入っているが、昨季は2年連続の最多安打を受賞するなど安打製造機の打撃に衰えは見られず。2番には昨季13本塁打の阿部寿樹内野手、クリーンアップの陣容は、4番ビシエドが左肩の脱臼から順調に回復。3番・高橋周平内野手、5番・平田良介外野手と勝負強い打撃を誇る両選手が前後を固める。
捕手は、昨季の開幕マスクを被った加藤匠馬捕手、桂依央利捕手らもいるが、大野雄大投手とともに昨季の最優秀バッテリー賞を受賞し、オープン戦打率.333、1本塁打と打撃でも存在感を見せている木下拓哉捕手を推す。
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