青木宣親、張本勲、小笠原道大…NPB、通算打率ランキングトップ10は?【プロ野球歴代最高記録】
2021/04/07
2位 リー(レロン・リー)
通算打率.320(4934打数1579安打)
右投左打
外野手
実働期間 11年(1977〜87年)
史上最強の兄弟助っ人として知られるリー兄弟の兄。来日時の下馬評は高くなかったが、卓越したバットコントロールとパワーを兼ね備えた打撃を披露し、NPBではロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に11年間在籍した。
1年目の1977年から、その打棒を遺憾なく発揮。打率.317、34本塁打、109打点で本塁打王と打点王の二冠に輝いた。翌78年からは、弟・レオンらとクリーンアップを形成。80年には打率.358をマークし、首位打者のタイトルを獲得した。
82年はけがの影響で84試合の出場にとどまったが、翌83年以降は再び主軸として輝きを放ち、加入から10年連続打率3割超えを記録。長きに渡りチームを支えた功労者だった。
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