青木宣親、張本勲、小笠原道大…NPB、通算打率ランキングトップ10は?【プロ野球歴代最高記録】
2021/04/07
7位 与那嶺要
通算打率.3110(4298打数1337安打)
左投左打
外野手
実働期間 12年(1951〜62年)
1951年に読売ジャイアンツへ加入したアメリカ合衆国出身の与那嶺要。当時は外国人枠の規定がなかったが、戦後初の外国人選手としてその礎を築いた。
途中加入となった51年は、54試合の出場ながら打率.354、26盗塁の成績を残すと、以降は主にチームのリードオフマンを担い、俊足巧打のプレースタイルで7年連続打率3割をクリアした。54年には打率.361で初の首位打者に輝くと、56、57年にも2年連続でタイトルを獲得。特に打率.343をマークした57年は、シーズンMVPも受賞した。
しかし、59年以降はやや成績が低迷し、60年限りで巨人を退団。61年からは中日ドラゴンズで2年間プレーした。
【次ページ】6位