青木宣親、張本勲、小笠原道大…NPB、通算打率ランキングトップ10は?【プロ野球歴代最高記録】
2021/04/07
3位 若松勉
通算打率.31918(6808打数2173安打)
右投左打
外野手
実働期間 19年(1971〜89年)
北海高、電電北海道(NTT北海道)を経て、ヤクルトアトムズ(現東京ヤクルトスワローズ)に入団した若松勉。ヤクルト一筋19年を貫いた”小さな大打者“だ。
ルーキーイヤーの71年から外野のレギュラーとして台頭し、翌72年に打率.329で初の首位打者を獲得。以降も主に3番を打ち、高打率を残し続けた。77年には打率.358で2度目の首位打者、打率.341をマークした翌78年は、シーズンMVPを受賞。チーム創設初の日本一に大きく貢献した。
80年代に入っても活躍を続けた若松は、86年に打撃コーチ補佐、89年からは打撃コーチを兼任。選手としての出場機会こそ減少したが、引退するまで代打として存在感を見せていた。
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