2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【中日・投手編】
2021/04/14
梅津晃大
投手:梅津晃大
投打:右投右打
生年月日:1996年10月24日(満25歳)
身長187センチ、体重90キロ
入団:2018年ドラフト2位
1人目は、大卒3年目の右腕・梅津晃大投手だ。
梅津は、仙台育英高、東洋大を経て、2018年ドラフト2位で入団。大学ではけがやイップスに苦しみ、4年間でわずか1勝にとどまったが、潜在能力の高さはプロからの評価も高く、ドラフト時にはチームメイトの甲斐野央投手(現福岡ソフトバンクホークス)、上茶谷大河投手(現横浜DeNAベイスターズ)とともに注目を集めた。
ルーキーイヤーの19年は、シーズン終盤に一軍デビューを果たし、6試合(34回2/3)を投げ、4勝1敗、34奪三振、防御率2.34と大器の片鱗を見せた。昨季は開幕ローテーション入りしたが、シーズン序盤に右肘の違和感を訴えて登録抹消。復帰まで約2ヶ月を要し、離脱後の一軍登板はなかった。
完全復活を誓う今季は、開幕を二軍で迎えたが、12日終了時点で3試合(17回)を投げ、20奪三振、防御率1.59をマーク。一軍昇格へ向けて猛アピールを見せている。
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