2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【広島・投手編】
2021/04/16
大道温貴
投手:大道温貴
投打:右投右打
生年月日:1999年1月20日(満23歳)
身長180センチ、体重80キロ
入団:2020年ドラフト3位
そして、ドラフト3位の大道温貴投手だ。
大道は、春日部共栄高、八戸学院大を経て、今季入団。高校3年夏の埼玉県大会決勝では、チームメイトとなった高橋昂也投手(現広島東洋カープ)としのぎを削った。大学では力強い速球を武器に高い奪三振率を誇り、スカウト陣からも高い評価を得た。
ルーキーイヤーの今季は、栗林、森浦、ドラフト6位の矢野雅哉内野手とともに春季キャンプを一軍で迎えた。オープン戦ではリリーフとして3試合に登板し、1セーブ、防御率3.00の成績。熾烈な争いを制して開幕一軍入りを果たした。
3月31日の阪神タイガース戦、1点リードの8回にプロ初登板。2安打を浴びて同点のピンチを迎えたが、得点を許さず初ホールドを挙げた。以降も主に接戦のマウンドを任され、14日終了時点で5試合に登板して無失点。2ホールド、イニング数を上回る6奪三振をマークしており、勝ちパターン昇格も視界にとらえている。
その他にも、高橋昂や、同3年目の田中法彦投手、昨季に育成から支配下契約を勝ち取った藤井黎來投手らもブレイク候補に挙げられる。