2021年シーズン飛躍が期待される選手は？ーー12球団ブレイク候補選手【広島・野手編】
2021/04/16
中村奨成
捕手：中村奨成
投打：右投右打
生年月日：1999年6月6日（満22歳）
身長181センチ、体重81キロ
入団：2017年ドラフト1位
3人目は、高卒4年目の中村奨成捕手だ。
中村奨は、広陵高から2017年ドラフト1位で入団した。3年夏の甲子園では、大会新記録となる6本塁打を放つ活躍で一躍脚光を浴び、チームを準優勝に導いた。その後は高校日本代表にも選出。ドラフトでは中日ドラゴンズと競合の末、地元広島が交渉権を獲得した。
プロ入り後は二軍を主戦場としているが、昨季は開幕直後から打撃でアピールし、シーズン序盤に待望の一軍デビューを果たした。
勝負をかける今季は、昨季に続いて春季キャンプから一軍に帯同。しかしオープン戦では結果を残せず、二軍降格となった。開幕後は一軍での出場機会を求め、本職の捕手だけでなく、三塁、外野にも挑戦。打撃成績は、14日終了時点で打率.280、2本塁打となっている。
その他にも、2018年高卒ドラフト1位・小園海斗内野手や、同7位の羽月隆太郎内野手らもブレイク候補に挙げられ、育成の持丸泰輝捕手、木下元秀外野手も二軍で存在感を示している。