2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【ソフトバンク・野手編】
2021/04/21
真砂勇介
外野手:真砂勇介
投打:右投右打
生年月日:1994年5月4日(満27歳)
身長185センチ、87キロ
入団:2012年ドラフト4位
1人目は、高卒9年目を迎えた真砂勇介外野手。
真砂は、西城陽高から2012年ドラフト4位で入団した。甲子園には縁がなかったが、高校通算52本塁打をマーク。走攻守三拍子揃った潜在能力は、プロからの評価も高かった。
プロ入り後は二軍で多くの経験を積むと、5年目の17年に満を辞して一軍デビュー。以降はチームの主砲・柳田悠岐外野手に匹敵するパワーで“ミギータ”と呼ばれるなど期待値は大きかったが、やや伸び悩む時期が続いた。しかし昨季は、一軍で自己最多の50試合に出場。打率.314、1本塁打、2盗塁と大器の片鱗を見せた。
飛躍を遂げたい今季は、オープン戦で打率.389、2本塁打とアピールに成功。初めて開幕一軍メンバーに名を連ねた。開幕後も打撃好調を維持しており、18日終了時点で17試合に出場。試合途中からの出番も多いが、打率.385(13打数5安打)と結果を残している。
【次ページ】ファーム盗塁王となった19年ドラ1