2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【千葉ロッテ・投手編】
2021/04/22
本前郁也
投手:本前郁也
投打:左投左打
生年月日:1997年10月2日(満24歳)
身長175センチ、体重76キロ
入団:2019年育成ドラフト1位
3人目は、大卒2年目左腕の本前郁也投手。
本前は、札幌光星高、北翔大を経て、2019年育成ドラフト1位で入団した。大学では2年時からエース格を担い、3度の最優秀投手賞を獲得。全国大会の出場経験はないが、札幌六大学リーグでは屈指の好投手として知られていた。
プロとしてのスタートを切った昨季は、二軍で11試合(38回2/3)を投げ、38奪三振、防御率2.56をマーク。実力の片鱗を見せた。
今季は、育成ながら春季キャンプで一軍に抜擢。実戦、オープン戦と結果を残し、3月14日に支配下契約を勝ち取ると、そのまま開幕ローテーションの座も手にした。
1日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で初登板。5回4失点の投球内容だったが、打線の援護もあってプロ初勝利を挙げた。しかし、8日のオリックス・バファローズ戦では、5回5失点で敗戦投手に。翌9日に登録抹消となっている。
その他にも、大きな注目を集める佐々木朗希投手や、佐々木朗と同期の横山陸人投手、開幕一軍に入った高卒3年目の土居豪人投手などもブレイク候補に挙げられ、育成の森遼大朗投手、小沼健太投手らも二軍で好成績を残している。