2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【楽天・野手編】
2021/04/24
武藤敦貴
外野手:武藤敦貴
投打:左投左打
生年月日:2001年6月15日(満20歳)
身長178センチ、体重73キロ
入団:2019年ドラフト4位
3人目は、黒川と同じ高卒2年目の武藤敦貴外野手だ。
武藤は、都城東高から2019年ドラフト4位で入団。甲子園出場は叶わなかったが、抜群の身体能力は、世代随一との声もあった。
ルーキーイヤーの昨季は、二軍でもわずか3試合の出場にとどまったが、オフには背番号「71」から「50」に変更。球団からの強い期待が垣間見られた。
迎えた今季は、春季キャンプでA班に抜擢。11試合に出場したオープン戦では、持ち味の俊足も活かして打率.333(12打数4安打)、1盗塁をマークし、開幕一軍に名を連ねた。開幕後は、主に守備固めや代走としての出場となっているが、3日のオリックス・バファローズ戦でプロ初盗塁、6日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ初安打を放つなどアピールを続けている。
その他にも、開幕一軍入りした高卒6年目の村林一輝内野手や、正捕手争いに加わる下妻貴寛捕手などもブレイク候補に挙げられ、育成から支配下復帰を目指す吉持亮汰内野手らも二軍で奮闘を見せている。