”日本一”の「鉄人」は…プロ野球通算試合出場数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/30
産経新聞社
第5位:衣笠祥雄 2677試合出場(実働期間1965-1987)
生年月日:1947年1月18日
身長/体重:175センチ/73キロ
投打:右投右打
経歴:(平安高-)広島、広島東洋
23年間広島一筋でプレーした衣笠。連続試合出場記録を保持していることで、出場数ばかりがフォーカスされるが、打撃成績でもリーグ屈指の数字を残していた。
1965年に捕手として広島に入団。入団後まもなくして内野手に転向した。
1968年にレギュラーに定着すると、以降はほとんどの年で打率2割後半、20本塁打をクリア。決して大柄とは言えない体格ながら、足も使えるパワーヒッターとして活躍し、「ON」に迫るシーズンもあった。
タイトルは、1976年に盗塁王(31盗塁)、1984年に打点王(102打点)を獲得。84年は、打率.329、31本塁打、102打点の成績でシーズンMVPにも輝いた。
そのほかの表彰でも、ベストナイン(三塁手部門)3度、ゴールデングラブ賞(三塁手部門)3度などを受賞している。
また、出場記録では、1971年から87年の17年間フル出場を達成。レギュラー獲得後の20年で欠場はわずか15試合であった。