”日本一”の「鉄人」は…プロ野球通算試合出場数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/30
産経新聞社
第3位:王貞治 2831試合出場(実働期間1959-1980)
生年月日:1940年5月20日
身長/体重:177センチ/79キロ
投打:左投左打
経歴:(早稲田実-)読売
数々のプロ野球記録を保持する王は、出場試合数では3位にランクインした。
1959年に早稲田実から巨人入りした王。高卒1年目から開幕スタメンを手にしたが、プロの壁は高く、ルーキーイヤーは打率.161、7本塁打に終わっている。
それでも1年目から94試合もの出場機会を与えられていたことからも期待値の高さをうかがわせる。
2年目からは適応し、すでにリーグ屈指の打者に成長していた。そして4年目の62年以降は、「一本足打法」で一世を風靡し、本塁打数は引退するまで30本を割ることはなかった。
王は、本塁打の記録や長打・出塁について多く語られるが、それ以外の数字でも高いパフォーマンスを示した。
21年連続100安打以上や、打率では、史上最長となる16年連続ベスト10入りという記録を持っている。
また一塁守備でも、1972年に創設されたダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)を9年連続9度受賞。2年目を除けば守備率.990を下回ったシーズンはない。