”日本一”の「鉄人」は…プロ野球通算試合出場数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/30
産経新聞社
第2位:野村克也 3017試合出場(実働期間1954-1980)
生年月日:1935年6月29日
身長/体重:175センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:(峰山高-)南海-ロッテ-西武
1954年にテスト生として入団した野村。ここから長く偉大なキャリアが築かれることとなる。
3年目の56年にレギュラーに定着。4年目に30本塁打をマークして本塁打王のタイトルを獲得すると、以降は特に長打に強みをもつ打者として、リーグを席巻することとなった。1965年には戦後初の三冠王にも輝いている。
野村の特筆すべき点は、ポジションが負担の大きい捕手であることだ。にもかかわらず、計21シーズンで100試合以上に出場。1963年には捕手登録選手として史上初となる全試合フルイニング出場を果たした。
捕手のフルイニングは現在まで、野村と2003年の城島健司の2人しか達成していない。
さらに、1970年からは、選手兼監督(プレイングマネージャー)としてプレーを続け、その間も選手として好成績をのこしている。
21年連続2桁本塁打や21度のオールスターゲーム出場など、長きにわたって結果を残し続けた野村でしか達成できない記録も数多くある。
晩年は、ロッテ、西武でもプレー。引退後は言うまでもないが、監督としても数々の実績を残した。