2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【オリックス・投手編】
2021/04/28
漆原大晟
投手:漆原大晟
投打:右投左打
生年月日:1996年9月10日(満25歳)
身長182センチ、体重85キロ
入団:2018年育成ドラフト1位
3人目は、大卒3年目の漆原大晟投手。
漆原は、新潟明訓高、新潟医療福祉大を経て、2018年育成ドラフト1位で入団した。大学では1年秋から主戦を担い、力強い速球は150キロ超を計測。ドラフトでは本指名こそならなかったが、育成1位でプロ入りを果たした。
ルーキーイヤーの19年は、支配下登録はならなかったものの、二軍のクローザーとして23セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得した。昨季は、春季キャンプで一軍メンバーに抜擢。実戦で好投を続け、オープン戦前に支配下契約を勝ち取った。同年は一軍で22試合に登板。デビュー戦で初セーブを挙げるなど存在感を放った。
今季は、初の開幕一軍スタート。25日終了時点で9試合(7回2/3)を投げ、1勝1敗1セーブ2ホールド、防御率7.04の成績となっているが、首脳陣からの信頼は厚く、重要な局面での登板が続いている。
その他にも、アンダースローのドラフト4位ルーキー・中川颯投手や、富山、漆原と同じく一軍のブルペンを支えている鈴木優投手などもブレイク候補に挙げられ、大卒5年目を迎えた張奕投手、育成の東晃平投手らは二軍で好成績を残している。