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2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【オリックス・野手編】

2021/04/28

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頓宮裕真


捕手:頓宮裕真
投打:右投右打
生年月日:1996年11月17日(満25歳)
身長182センチ、体重103キロ
入団:2018年ドラフト2位
 
 3人目は、大卒3年目の頓宮裕真捕手。

 頓宮は、岡山理大付高、亜細亜大を経て、2018年ドラフト2位で入団した。大学では、強打の捕手として活躍。4年時には主将も務め、大学日本代表の4番打者として国際大会も経験した。ドラフトでは、打撃を活かすため内野手として指名を受け、入団合意した。
 
 プロ入り後は、1年目の19年から持ち味の長打力を見せ、「5番・三塁」で開幕スタメンに抜擢。しかし、思うような結果は残せず、28試合出場で打率.198、3本塁打の成績となった。すると昨季は、本職としていた捕手へ再転向。開幕直後の二軍戦で自打球を当てて左脛骨を骨折し、出鼻をくじかれる形となったが、復帰後は一軍でも打率.313、2本塁打と限られた出場機会で存在感を示した。
 
 正捕手奪取を狙う今季は、オープン戦で打率.216ながら3本塁打をマーク。開幕投手を務めた山本由伸投手との相性の良さも加味され、「7番・捕手」で開幕マスクを被った。以降は伏見寅威捕手との併用が続いているが、25日終了時点の打撃成績は、打率.283、3本塁打。必死にアピールを続けている。
 
 その他にも、太田と同じ高卒3年目の宜保翔内野手や、育成から支配下を勝ち取った大下誠一郎内野手と佐野如一外野手などもブレイク候補に挙げられる。

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