”日本一”の「安打製造機」は…プロ野球通算安打数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/27
産経新聞社
第4位:門田博光 2566安打(実働期間1970-1992)
生年月日:1948年2月26日
身長/体重:170センチ/81キロ
投打:左投左打
経歴:(天理高-クラレ岡山-)南海-オリックス-福岡ダイエー
ドラフト:1969年ドラフト2位
小柄な体格から、歴代3位の567本塁打を放った門田。ホームランアーチストとして知られているが、安打数も計2566本を数えた。
門田は、クラレ岡山から1969年ドラフト2位で南海に入団。プロ2年目の71年に打率.300、自己最多の152安打、31本塁打、120打点の成績で最多打点を獲得し、レギュラーの座を確固たるものにした。
以降は、78年までに打率3割以上を5度記録するなど中距離タイプの好打者として活躍していたが、79年に負った右足のアキレス腱断裂を機に、長距離打者へとシフトチェンジ。
80年に41本塁打を放ってカムバックすると、翌81年には44本塁打で初の最多本塁打を受賞した。
タイトル受賞歴を見ると、最多本塁打3度(1981、83、88年)、最多打点2度(1971年、88年)、最高出塁率3度(1981、87、88年)。
特に40歳で迎えた88年シーズンでは、打率.311、44本塁打、125打点、出塁率.429をマークし、チームは5位に沈んだが、史上最年長で最優秀選手に輝いた。また、晩年はオリックス、ダイエーで2年間ずつプレーを続けた。