”日本一”の「安打製造機」は…プロ野球通算安打数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/27
産経新聞社
第2位:野村克也 2901安打(実働期間1954-1980)
生年月日:1935年6月29日
身長/体重:175センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:(峰山高-)南海-ロッテ-西武
球界を彩った名捕手・野村が、出場試合数に続いて2位にランクインした。
峰山高から1954年にテスト生として南海に入団。プロ3年目の57年に正捕手の座を掴むと、攻守に置いてチームの支柱に。
屈指の強打者としても名を馳せ、65年には打率.320、42本塁打、110打点で戦後初の三冠王に輝いた。
以降も捕手という負担の大きいポジションを守りながら、好成績を残し続けた野村。計21シーズンで100試合以上に出場し、最優秀選手などに輝いた63年には、捕手登録選手史上初の全試合フルイニング出場を達成した。
1970年からは、選手兼任監督(プレイングマネージャー)として現役を続け、78年はロッテ、79、80年は西武でプレー。
実働26年間で最多本塁打9度、最多打点7度、最優秀選手5度はいずれもパ・リーグ最多で、ベストナイン19度は王貞治を上回る歴代最多の記録となっている。