”日本一”の「ホームラン王」は…プロ野球通算本塁打数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2022/11/30
産経新聞社提供
第4位:山本浩二 536本塁打(実働期間1969-1986)
生年月日:1946年10月25日
身長/体重:183センチ/82キロ
投打:右投右打
経歴:(廿日市高-法政大-)広島東洋
ドラフト:1968年ドラフト1位
広島一筋18年を貫き、“ミスター赤ヘル”の愛称で知られる山本。大卒選手で唯一の通算500本塁打以上を放った。
山本は、法政大から1968年ドラフト1位で広島東洋に入団した。1年目から外野のレギュラーを担うと、7年目の75年に打率.319、30本塁打、84打点、24盗塁で初の打撃タイトルとなる首位打者を獲得。長らく低迷していたチームを初のリーグ優勝に導き、文句なしの最優秀選手となった。
以降も中心打者として活躍を続け、77年からは本塁打量産体制に。2度目の最優秀選手を受賞した80年は、打率.336、44本塁打、111打点、出塁率.412をマークし、最多本塁打、最多打点、最多出塁率(現最高出塁率)の打撃3冠に輝いた。
また、実働18年間で大きな故障はなく、全てのシーズンで110試合以上に出場。外野守備でも球界随一の評価を受けており、75年から10年連続ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデン・グラブ賞)を受賞した。