”日本一”の「ホームラン王」は…プロ野球通算本塁打数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2022/11/30
産経新聞社提供
第3位:門田博光 567本塁打(実働期間1970-1992)
生年月日:1948年2月26日
身長/体重:170センチ/81キロ
投打:左投左打
経歴:(天理高-クラレ岡山-)南海-オリックス-福岡ダイエー
ドラフト:1969年ドラフト2位
小柄な体格から、本塁打を量産した門田。40代を迎えても衰え知らずの長打力で、“不惑の大砲”と呼ばれた。
門田は、クラレ岡山から1969年ドラフト2位で南海に入団。2年目の71年にレギュラーの座を掴んで以降は、78年までに打率3割以上を5度記録するなど中距離タイプの好打者として活躍した。
打撃スタイル変更のきっかけとなったのは、79年に負った右足のアキレス腱断裂。選手生命も危ぶまれる大ケガだったが、懸命のリハビリの末に復帰を果たし、81年に44本塁打で初の最多本塁打に輝くなど長距離砲へ変貌を遂げた。
タイトル受賞歴を見ると、最多本塁打3度(1981、83、88年)、最多打点2度(1971年、88年)、最高出塁率3度(1981、87、88年)。特に40歳となった88年シーズンでは、打率.311、44本塁打、125打点、出塁率.429をマークし、チームは5位に沈んだが、史上最年長での最優秀選手を受賞した。