”日本一”の「ホームラン王」は…プロ野球通算本塁打数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2022/11/30
産経新聞社提供
第2位:野村克也 657本塁打(実働期間1954-1980)
生年月日:1935年6月29日
身長/体重:175センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:(峰山高-)南海-ロッテ-西武
球界を彩った名捕手・野村が、出場試合数、安打数に続いて2位に入った。
峰山高から1954年にテスト生として南海に入団。プロ3年目の57年に正捕手の座を掴むと、攻守においてチームの支柱に。屈指の強打者としても名を馳せ、65年には打率.320、42本塁打、110打点で戦後初の三冠王に輝いた。
以降も捕手という負担の大きいポジションを務めながら、持ち前の打棒を発揮。61年から8年連続最多本塁打に輝き、特に63年は、当時のNPBシーズン記録となる52本塁打を放った。
また、1970年からは選手兼監督(プレイングマネージャー)として現役を続け、78年はロッテ、79、80年は西武でプレー。実働27年間で最多本塁打9度、最多打点7度、最優秀選手5度はいずれもパ・リーグ最多で、ベストナイン19度は王貞治を上回る歴代最多の記録となっている。