“日本一”の「打点王」は…プロ野球通算打点数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2022/12/15
産経新聞社
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2022年の全日程を終了したプロ野球。今季も中村剛也(西武)の450本塁打、山﨑康晃(DeNA)の史上最年少での200セーブなど多くの通算記録が達成された。ここでは、各カテゴリのNPB歴代最高記録ランキングトップ10を紹介していく。今回は、通算打点数編。(成績は2022年シーズン終了時点)
第5位:落合博満 1564打点(実働期間1979-1998)
生年月日:1953年12月9日
身長/体重:178センチ/82キロ
投打:右投右打
経歴:(秋田工-東洋大-東芝府中-)ロッテ-中日-読売-日本ハム
ドラフト:1978年ドラフト3位
歴代最多となる3度の三冠王に輝いた落合。「神主打法」を代名詞とし、唯一無二の打撃技術を誇った。
東芝府中から1978年ドラフト3位でロッテに入団。26歳を迎えるシーズンでプロ入りしたオールドルーキーは、即戦力として期待されたが、一軍の壁に苦しんだ。しかし、3年目の81年に内野のレギュラーに定着。82年には打率.325、32本塁打、99打点で初の三冠王と最優秀選手に輝いた。
以降はさらに成績を伸ばし、85、86年には2年連続三冠王を獲得。特に86年は、歴代最高となる出塁率.487を記録した。87年からは中日、93年には巨人へNPB初のFA移籍。その後は日本ハムでもプレーし、計20年間の現役生活を送った。
打撃タイトル受賞歴を見ると、首位打者、最多本塁打、最多打点などを5度、最高出塁率7度。中でも最多本塁打、最多打点は、史上初の両リーグ受賞を果たしている。