“日本一”の「打点王」は…プロ野球通算打点数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2022/12/15
産経新聞社
第3位:門田博光 1678打点(実働期間1970-1992)
生年月日:1948年2月26日
身長/体重:170センチ/81キロ
投打:左投左打
経歴:(天理高-クラレ岡山-)南海-オリックス-福岡ダイエー
170センチの小柄な体格から、40歳を超えても衰え知らずの長打力を見せていた門田。本塁打に続いて打点でも3位にランクインした。
門田は、クラレ岡山から1969年ドラフト2位で南海に入団。2年目の71年にレギュラーの座を掴んで以降は、78年までに打率3割以上を5度記録するなど中距離タイプの好打者として活躍した。
長距離砲となったきっかけは、79年に負った右足のアキレス腱断裂。選手生命も危ぶまれる大ケガだったが、懸命のリハビリの末に復帰を果たし、81年に44本塁打で初の最多本塁打に輝いた。以降も結果を残し続け、40歳で本塁打、打点の二冠を獲得した。
打撃タイトル受賞歴を見ると、最多本塁打3度(1981、83、88年)、最多打点2度(1971年、88年)、最高出塁率3度(1981、87、88年)。特に88年シーズンは、打率.311、44本塁打、125打点、出塁率.429をマークし、史上最年長で最優秀選手となった。