“日本一”の「打点王」は…プロ野球通算打点数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2022/12/15
産経新聞社
第2位:野村克也 1988打点(実働期間1954-1980)
生年月日:1935年6月29日
身長/体重:175センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:(峰山高-)南海-ロッテ-西武
時代を彩った名捕手・野村。球史に名を残す27年間の現役生活を送り、プロ野球界の発展にも大きく貢献した。
峰山高から1954年にテスト生として南海に入団。プロ3年目の57年に正捕手の座を掴むと、その後は攻守でチームの支柱に。屈指の強打者としても名を馳せ、65年には打率.320、42本塁打、110打点で戦後初の三冠王に輝いた。
以降も捕手という負担の大きいポジションを務めながら、持ち前の打棒を発揮。61年から8年連続最多本塁打、62年から6年連続最多打点に輝いた。
また、1970年からは選手兼監督(プレイングマネージャー)に就任、監督退任後もロッテ、西武でプレーを続けた。最多本塁打9度、最多打点7度、最優秀選手5度はいずれもパ・リーグ記録で、ベストナイン19度は王貞治を上回る歴代最多の受賞回数となった。