”日本一”の「盗塁王」は…プロ野球通算盗塁数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/26
産経新聞社
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2023年シーズンに向け、動き始めているプロ野球。2022年は中村剛也(西武)の450本塁打、山﨑康晃(DeNA)の史上最年少での200セーブなど多くの通算記録が達成された。ここでは、各カテゴリのNPB歴代最高記録ランキングトップ10を紹介していく。今回は、通算盗塁数編。(※成績は2022年シーズン終了時点)
第5位:高橋慶彦 477盗塁(実働期間1976-1993)
生年月日:1957年3月13日
身長/体重:176センチ/79キロ
投打:右投両打
経歴:(城西高-)広島東洋-ロッテ-阪神
ドラフト::1974年ドラフト3位
33試合連続安打のNPB記録を持つ高橋。両打のリードオフマンとして広島初の日本一に大きく貢献した。
高橋は、城西高から1974年ドラフト3位で投手として広島に入団。入団後まもなくして野手転向、同時にスイッチヒッターに挑戦した。
猛練習が実を結び、4年目の78年から遊撃手として頭角を現すと、79年には1番打者として打率.304、55盗塁をマークし、最多盗塁のタイトルを獲得。
同年は33試合連続安打のNPB記録を樹立するなど打線を牽引し、球団創設初の日本一を達成した。
以降も活躍を続け、83年にはこれまで1桁にとどまっていた本塁打数が24本に激増。持ち味の俊足も健在で、最多盗塁のタイトルは通算3度(1979、80、85年)受賞した。
キャリア晩年となった89年オフには、ロッテへトレード移籍。91、92年は阪神でプレーを続けた。